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空売りで株価下落局面でも利益が得られる

信用取引の最大のメリットともいえるのが空売りで株価下落局面でも利益が得られるという点です。空売りが可能になることにより、株価下落局面でも利益を挙げることができるようになります。また、使い方によってはリスクヘッジとしても利用可能です。

空売りのメリット

信用取引における空売りの具体的な仕組みについては「空売りとは」で説明していますので、そちらを参考にしてください。ここでは、株式投資における空売りのメリットについて分かりやすく開設していきます。

(1):相場下落局面での利益確保

メリットの一つが相場下落局面での収益機会を得ることができるという点です。通常の現物株取引では、株式は「買って」から「売る」ということしかできません。
そのため、「この会社の株価は上がるだろうなー」というときには投資ができても、「この会社の株価は下がるだろうなー」というときには、「株を持たない」という消極的な戦略しかとることができません。
しかし、信用取引で「空売り」が使えると、その「下がるだろうなー」という予想を利益にかえることができます。空売りとは、「先に株を売っておき、後日買い戻す」という投資です。つまり、今後株価が下がるだろうなーというときに、株価200円で空売りをしておきます。その後、株価が予想通り180円にまで下落したときに買い戻します。すると、「200-180=20円」が利益となります。このように、空売りが使えるということは相場下落局面でも利益が出せるというアドバンテージとなるのです。

(2)リスクヘッジに使える

もう一つの空売りのメリットは「リスクヘッジ」に活用できるという点です。リスクヘッジとは、リスクを回避するという意味があります。どういうことでしょうか?

例えば、株式投資をする場合、株価というものはその企業の業績だけで動くわけではありません。例えば、日経平均が下がるような場合にはそれに釣られることもあるでしょうし、為替に釣られることもあります。こうした市場や為替におけるリスクを回避する手段として空売りを使うことができます。

例えば、ある自動車メーカーに対してあなたが買いと判断したとします。しかし、その会社の業績には自信がありますが、市場全体は弱含みと見ています。こうした場合に、自動車メーカーの株を買い、日経平均の「ETF(上場投信)」を空売りするとします。
こうすることで、市場全体が下げることによる、自動車メーカーの株価下落は、ETFの空売りによる利益が相殺してくれます。対して、自動車メーカーの株が上がり、日経平均全体が上がった場合には利益も相殺されます。ただし、市場変わらず、自動車メーカーの株が評価されたときには、利益だけが生まれます。
このように、空売りを活用する事で、一部のリスクを回避するといった使い方もできます。

 

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