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信用取引の決済について

買い建て・売り建てをした玉(ポジション)については、このポジションを解消する事で決済されます。そしてその方法は大きく「反対売買」もしくは「現引き・現渡し」のどちらかの方法で決済されることになります。ここではこの信用取引の決済のやり方や方法を中心に解説します。


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信用取引の決済について

信用取引の決済をするという場合、一般的に「ポジションを解消する、建て玉を解消する」などと表現します。現物株取引の場合、買った株は売却するの一点しか決済方法はありませんでしたが信用取引の場合は大きく「反対売買」「現引き・現渡し」の二つの方法を選ぶことができます。

反対売買

現物株取引における売却に相当するものです。信用取引の場合、買い建て、売り建てしている玉は投資した投資家のものではなく、資金や株券を借りて投資をしているため、買い建てをしている場合は、株を売却する。売り建てをしている場合には、株を買い戻すという売買注文を出す事で、建て玉を解消するというものです。

現引き・現渡し

現引き・現渡しは信用取引独特の決済方法の一つです。信用取引で買い建て・売り建てしているポジションを現金または株券で決済することです。買い建ての場合は、その買い付け代金(建てた時の価格)を証券会社に支払う事で、現物株ポジションにすること。売り建ての場合は空売りした株と同じ株数の現物株を証券会社に渡す事で決済するというものです(売り建て時の現金分がMRFなどの投資資金として入金される)

 

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