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信用取引に対するリスク管理

信用取引は使い方によってはリスクの高い取引です。そのため、しっかりとしたリスク管理、リスクヘッジを行うことが極めて重要になります。信用取引で大損をして云々ということが無いように、しっかりと信用取引に対するリスクを理解し、対策を講じるようにしましょう。


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信用取引のリスクを回避するには

信用取引においてリスクを回避する上でのもっとも基本的なことは、「投資額以上の損失」が出る可能性があることを理解した上で、ルールをしっかりとさだめそれに従うようにすることです。現物株の場合、株価が下がってもその後、塩漬け→株価上昇を待つという手法も使えますが、信用取引の場合はそもそも期限がありますし、一般信用で買ったとしても長く持てば持つほど金利負担が生じるため得策ではありません。
そのため、基本的には信用取引はリスク管理がしっかりでき、損失が出た場合であってもズルズルと引き伸ばさないという投資スタイルが基本になります。逆に現物であっても損をしたらほとんどが塩漬け株という方にはやや信用取引は向いていないかもしれません。ここでは、信用取引のリスクを回避、ヘッジ、管理するための方法を説明していきます。

損切りラインをしっかりと決める

最も大切なルールです。損切り(損失を確定させてポジションを解消すること)についてしっかりとした基準をきめて、それを粛々と実行するというものです。損切りはもちろん、投資の失敗を意味しますが、信用取引のようなレバレッジ取引の場合、放置しておくと大きな損失につながるおそれもあります。

委託証拠金率には余裕を持つ

信用取引を始めると「投資可能額(投資余力)」について、まるで自分自身の投資可能資金のように思ってしまいがちです。例えば200万円の元本で650万円の投資が可能であっても、その650万円はあくまでも「証券会社から借りる資金」なのです。しっかりと委託証拠金率に余裕を持たせることが余裕ある投資を生み、追証の発生リスクを抑えることにもつながるのです。

 

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