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信用取引のリスク

信用取引は上手に活用することができれば非常に魅力的な投資の一つであると私は考えています。一方で、信用取引の仕組み上どうしてもリスクは通常の現物株取引よりも高くなります。ここでは、そうした信用取引のリスクについて解説していきます。


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信用取引とそのデメリット・リスク

信用取引はリスクの高い取引であるといわれています。たしかに、信用取引は使い方次第では非常にリスクの高い取引になるといえます。しかし、信用取引という取引自体にリスクがあるのでなく、その使い方にリスクがあるのです。
信用取引と通常の現物株取引はまったく同じ市場で取引されています。現物取引と信用取引では投資対象は同じです。つまり、信用取引はハイリスクというのはその使い方をリスクが高いように使っているからということに他なりません。ここでは、信用取引をどのように使うことがハイリスクな取引であるのかを分かりやすく説明していきます。また、同時にリスク管理の方法もあわせて説明します。

自己資金以上の損失が発生することがある

信用取引をすると、投資額以上の失敗(損失)をすることがある。これは確かに事実です。それは信用取引は投資額以上の取引ができる投資だからです。しかし、信用取引だからといって必ずしも投資額以上の投資をしなければならないわけではありません。あくまでもそうした取引をしたことが問題であるといえるのです。ここでは、信用取引の損失リスクについて分かりやすく説明し、リスク管理の方法もあわせて解説します。
>>自己資金以上の損失が発生することがある

 

空売りの場合リスクの大きさは青天井となる

信用取引の特長の一つが「空売り」という現物株取引ではできない投資ができるということが挙げられます。しかし、この空売りというものには損失が青天井というリスクがあるということを理解しておく必要があります。空売りができるということは非常に便利なものですが、使い方を間違えると非常に大きなリスクとなります。
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信用取引口座開設でMRFが利用できなくなる

これはリスクというよりちょっとした機会損失のようなものです。MRFというのは証券会社における普通預金のようなもので、証券会社に入金をした場合は総合口座を開設している場合、自動的にMRFの買付が行われます。預けたお金がMRFになることで、銀行預金よりちょっと良いというくらいの金利(分配金)が付いています。しかし、信用取引口座を開設するとMRFは代用証券とならないため、使用することができません。そのため、金利(分配金)のでない預かり金という形となり、わずかではありますが、機会損失となります。
>>信用取引口座開設でMRFが利用できなくなる

 

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