信用残(買い残・売り残)
信用残とは、相場における信用取引の買い(買い建て玉)と売り(売り建て玉)の残(決済されていない分)を示すものです。相場の状況や投資家の投資心理の状態を知るための指標として広く利用されています。相場全体だけでなく、個別株の信用残も同様に重要な指標の一つです。
信用残による相場分析について
信用残とは、信用取引の買い建てと売り建ての残高をそれぞれ示すものです。
・買い残(買い建て玉のうち決済されていないもの)
・売り算(売り建て玉(空売り)のうち決済されていないもの)
以上のようになり、それぞれどのくらいの数量なのかが示されています。例えば以下の場合を考えてください。
・買い残:100万株
・売り残:10万株
上の場合には買い残が多く売り残が多いということになります。この場合は、買いが売りよりも多いということは強気の投資家が多いということになります。
しかし、逆を考えてみてください。信用取引は期限までに必ず決済する取引です。つまり、買い残というものは、将来決済される(売られる)というのと同義です。
つまり、買い残が増えるというのは、将来の売り圧力の増加という意味になってしまうのです。
こうした信用残(買い残と売り残)の状況がどのようになっているのか?ということを「信用取り組み」といいます。一般に買い残が増えるのは将来の売り圧力が増加することになるので、取り組みの悪化と呼ばれ、逆に売り残が増えるのは将来の買い圧力が増加するとして取り組みの良化と呼ばれます。
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